耳の症状(耳鳴り・耳閉感・こもり)
耳鳴り・耳の詰まり・こもりでお悩みの方へ

耳鳴りや詰まり、こもる感じなど、原因がわからない耳の不調に。
首肩や自律神経から整えていく鍼灸整体でやさしくサポートします。
耳の症状の主な種類と特徴
- 耳鳴り(キーン・ジーなどの音がする)
- 耳閉感・耳の詰まり感(飛行機や風邪のあと、気圧変化で起こる)
- 耳の痛み(外耳炎・中耳炎・または首・顎の緊張由来)
- 耳のかゆみや違和感
- 聞こえにくい・こもる感じ
耳鼻科で「異常なし」と言われても、日常生活に支障が出るほどつらい…
そんなお声も少なくありません。
耳の症状が起こる原因
- 首や肩、顎まわりの筋肉の緊張
- 自律神経の乱れやストレス
- 血流・リンパの滞り
- 気圧や天候の変化
- スマホ・パソコンによる姿勢の崩れ
これらが重なることで、耳周囲の循環が悪くなり、違和感や耳鳴りとして現れることがあります。
病院で行われる主な検査と診断
耳の症状がある場合、まずは耳鼻科での検査が大切です。
| 検査名 | 内容・目的 |
|---|---|
| 聴力検査(純音聴力検査) | 聴こえの程度やどの周波数が聞き取りにくいかを調べます。 |
| ティンパノメトリー(鼓膜の動きの検査) | 中耳や鼓膜の圧力・動きを調べ、滲出性中耳炎などの有無を確認します。 |
| 耳鏡検査 | 外耳や鼓膜の状態を直接観察します。 |
| 平衡機能検査 | めまいやふらつきの原因が耳にあるかを確認します。 |
| MRI/CT検査 | 神経や内耳の異常が疑われるときに画像で確認します。 |
検査で異常がなくても、「血流」「筋緊張」「自律神経のアンバランス」などが影響しているケースもあります。特に首・肩まわりのこわばりが強い方は、耳まわりの循環が滞って症状が長引くこともあります。
「異常なし」と言われた方へ|Q&Aとセルフチェック
Q1. 検査で異常がないのに、なぜ耳の不調が続くの?
A. 耳の奥には自律神経が密集しており、ストレスや姿勢の乱れで血流が低下すると、耳のまわりに違和感を感じることがあります。スマホ姿勢・噛みしめ・首こりも関係しやすいポイントです。
Q2. どんな人に多い?
- デスクワークが多い
- ストレスを感じやすい
- 天気の変化で体調が左右される
- 首や肩のこりが強い
🫧セルフチェック表
鍼灸での施術の流れと期待できる変化
| チェック項目 | 当てはまる |
|---|---|
| 首・肩のこりが強い | □ |
| 天気や気圧で耳が重くなる | □ |
| 耳鳴り・こもり感がある | □ |
| 食いしばりや歯ぎしりがある | □ |
| ストレスで体が固まりやすい | □ |
※2つ以上当てはまる方は、体の緊張や血流が関係している可能性があります。
耳の症状に対する鍼灸は、「耳そのもの」よりも、首・肩・側頭部・自律神経の通り道にアプローチします。


- カウンセリングと触診
症状の出るタイミング・姿勢・生活習慣を丁寧に確認します。首や肩の筋肉の状態、耳周りの緊張もチェック。 - 鍼灸による血流調整
耳周囲・こめかみ・後頭部・首のツボを中心に施術。緊張がやわらぎ、ふわっと温かくなる感覚を感じる方も。 - 整体・骨格矯正
姿勢やかみしめ癖など、耳への負担を減らすための調整を行います。
鍼灸で期待できる変化
- 耳の閉塞感が軽くなり、周囲の音が自然に感じられるようになった
- 頭の重だるさやふらつきが減り、集中しやすくなった
- 天気の変化で耳が詰まる感じがしにくくなった
- 肩・首のこりが取れて、耳の違和感が出にくくなった
- 夜の寝つきが良くなり、朝スッキリ起きられるようになった
施術後の過ごし方と注意点
- 当日はゆっくり休む時間を取りましょう。
- 入浴は可能ですが、長風呂は避けてください。
- 水分を多めにとると、老廃物の排出がスムーズになります。
- 一時的に耳の違和感や眠気が出ることもありますが、体の調整反応です。
無理に「効果を感じよう」とせず、自然な変化に身を任せることが大切です。
施術後に感じやすい体のサイン
- 体がポカポカと温かく感じる
- 首や肩が軽くなる
- 呼吸が深くなり、気持ちが落ち着く
- 「耳まわりがスッと通る」ような解放感
これらは、耳周囲や首の血流が良くなり、自律神経が整ってきたサインです。
一度で変化を感じる方もいれば、数回の施術で少しずつ安定していく方もいらっしゃいます。
症例・お客様の声
「1年以上の耳詰まりが着実に改善してきています」
耳閉感が1年以上続き、耳鼻科で良くならず途方に暮れていました。首にも原因があるらしく、
首の矯正と鍼を中心に治療して3ヶ月、あれほど治らなかった耳詰まりが着実に改善してきています。(50代女性・パート)
「あの耳のこもり感が、ふっと軽くなりました」
デスクワーク中、右耳がつまったような感覚が続き、耳鼻科で検査しても「異常なし」。
半信半疑で鍼灸を受けてみたところ、首まわりの施術でスーッと耳が抜ける感覚がありました。
今では仕事中の集中力も戻り、あの重たい感じがウソのようです。(40代女性・会社員)
よくある質問(FAQ)
Q1. 病院で「異常なし」と言われたのに、耳の詰まりや耳鳴りが治りません。なぜでしょう?
A. 検査で異常が見つからない場合、耳そのものの病気ではなく、首・顎・肩の筋肉や自律神経の緊張が関係していることがあります。特に長時間のスマホ操作や姿勢の崩れ、ストレスによる自律神経の乱れが、耳の血流や神経バランスに影響を与えることがあります。
Q2. どんなときに鍼灸が向いていますか?
A. 以下のような方は、鍼灸が体の内側から整えるサポートになります。
- 首や肩がこると耳の症状も悪化する
- 天候や気圧の変化で耳鳴り・めまいが出やすい
- 病院の薬では改善がみられなかった
- 自律神経の乱れ(不眠・頭重感・疲労感)を感じる
鍼灸では耳周囲の神経や血流を調えるツボを使い、「耳以外の原因」にも働きかけるのが特徴です。
Q3. 鍼灸は耳のどこに刺すのですか?痛くありませんか?
A.耳まわり1~2箇所または関係の深い首・肩・顎まわり・頭のツボから選択し、施術します。髪の毛ほどの細い鍼を使用するため、刺激はとてもやさしく、リラックスして受けていただけます。場所によって鍼の響き(痛みに似た感覚)を感じることがあります。
耳の症状でお悩みの方へ
安心して受けていただくために
鍼灸はお薬を使わず、体が本来持つ回復力を引き出す自然な方法です。「検査で異常なし」と言われても、確かに感じる耳の違和感。それは体からのサインかもしれません。どうかあきらめずに、体の内側から整える一歩を踏み出してみてください。
新百合ヶ丘・横浜・町田エリアで耳の不調にお悩みの方、どうぞお気軽にご相談ください。
当店では、からだ全体のバランスを整える鍼灸整体で、心も体も軽やかな日常へと導きます。

